
更新日:2025.05.18鳥たちは十羽十色🐥✨
鳥たちは十羽十色🐥✨
これまでキジ舎の鳥たちについて書いたことがあまりなかったなぁとふと思い、今回はキジ舎の鳥たちの見た目ではない「十羽十色」な様子を少し紹介したいと思います!
鳥たちが私たち飼育員をどんなふうに思っているのかはわかりませんが、清掃に入ったとき、給餌をするとき、部屋の前を通った時、行動がそれぞれ違います。
まずはじめに、ギンケイのオス。
写真を撮っている場合ではない!くらい攻撃的。
近くを通るだけで、縄張りに入ってくるなよと言わんばかりに監視されます...
ちりとりをツンツンするので清掃中にお客様から「飼育員さんが来たから喜んでますね!」と声をかけていただきますが、「実はこれ、威嚇されています...」と答えたことも多いです(^^;
次は、ニジキジのペア。
この子たちは、私たちと一定の距離を保っています。
清掃や給餌のために中へ入っても、遠くからこちらをじっと見つめ、私たちが出ていき扉が閉まるとテクテクと歩いて餌を食べにきます。
繁殖期になると食欲が上がってくるようで、歩くスピードが速くなります。
(ふふっとなるポイントのひとつです👀)
次はお隣、ベトナムキジのペア。
オスは、かなり近くまで来ます。攻撃してくることはめったにありませんが、繁殖シーズンは特に距離が近く、羽根を広げて威嚇してくることもあります。
一方メスは一定の距離を保つタイプです。同じ種でも、雌雄で反応が違いますね。
さらにお隣、ハッカンのペア。
写真を撮っている場合ではない!part2です。
オスはとにかく威嚇と攻撃。お隣のベトナムキジの部屋を清掃しているとき、隣のハッカンを見ると、既にこちらを見て汽笛のようなけたたましい鳴き声を発していることもあります。
最後にベニジュケイ。
ベニジュケイは比較的人に慣れているように感じます。
清掃に行くと、すでに扉の前で待っていることもあり、攻撃される...?と思いきや、じっとそこにいるだけ。
ブルーベリーや食パン、木の葉なども手から食べてくれます。
種ごとに、個体ごとに、違いがたくさんあります。
「十羽十色」な様子を感じていただけたでしょうか?
見た目だけではない、個性豊かなキジたちを観察しに来てくださいね😌
まるやま