家主はしらない　その6

ズーラシアからヨシを頂いて大池に植えておよそ１週間。

ヨシの生育具合はというと・・・

元から芽が出ていたものは少し伸びている印象。

また、根を植えたものについては芽が出始めている様子です。

植えた直後

１週間後

植えた直後

１週間後

 

ヨシの丈夫さに感服いたします。

それにしても３月（ヨシ植えたのは３月）にも関わらずアオコが大発生しています。

アオコが多いということは、池内は富栄養化が進んでいることになります。

富栄養化・・・言葉だけみると環境はとてもいい状況のように思えますが、

逆で環境的にはいい状況ではありません（説明が大変なので自身で調べてみてください）。

 

放置しておくと、植物プラクトンが異常発生して、

なんやかんやの経過をたどって池内の環境が壊滅する可能性があります。

壊滅までしなくても環境へのダメージは大きいので一往一来しながら

アオコの除去もしていかないといけません。

これまで手を入れてこなかったので、富栄養化と貧栄養化を繰り返しながら

池内の環境が壊れていっていたのでしょう。

 

そんな環境下でもいくつかの生物種は生き残ってきたので生き物の生命力は

すさまじいものだと改めて痛感しました。

 

飼育展示係　大滝

 

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