2頭でテクテク。

新緑と「そら」と「モミジ」です。

2頭にとって木の葉が茂るおいしい季節となりました。

さて、「そら」と「モミジ」の2頭の様子を見ていると...

大展示場と中展示場の間仕切りの周りを「モミジ」を先頭にテクテク...

テクテク...

テクテク...と回っているのを見かけることがあります。

何度も同じように歩き回っているので、何をしているのだろうと思われるお客様も。。。

実はこれは「モミジ」が独自に編み出した追尾コースなのです。追尾とはキリンのオスがメスの発情を確認するために、雌の後ろをついて歩き、お尻や尿のにおいを嗅いで、メスに発情が来ているかを確認する行動です。

「そら」は1日に何度かこの追尾を行います。すると、「モミジ」は決まってこのコースを選ぶので、ぐるぐると間仕切り付近を回っているようになるのです。担当者としては、広い展示場を歩いたほうがいいのでは？と思ってしまうのですが、「モミジ」には歩幅が大きい「そら」とちょうど良い距離を保てるコースなのかもしれません。

自分で編み出したコースを歩く「モミジ」からは余裕さえ感じます。

なぜなら・・・

頬っぺたがプクっと膨れていますね。これは頬っぺたを膨らまして怒っているわけではなく、反芻しながら歩いているのです。食べ歩き...まだ「モミジ」は花より団子なのでしょうか！？

実は2頭の間にちょっとした変化がありました！

それは次のブログでお届けしますね。お楽しみに♪

（飼育展示係　落合）

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