夜行獣舎のぽかぽかな冬

これまで冬シリーズとして、アナグマ三兄弟とサンペイ＆コマチの近況を報告してきました。
今回は、夜行獣舎の近況について投稿しま~す。

夜行獣舎で暮らしているのは、ヨザルのブラッド君と、オオコノハズクのコノハさん。
野生のヨザルは暖かい南アメリカの熱帯雨林に生息しており、またブラッド君もコノハさんもかなり高齢のため、冬の夜行獣舎は終日暖房を入れています。
一度飼育作業に入ると、寒い外へ出るのが嫌になり、思わず夜行獣舎でじっとしていたくなるくらいぽかぽかです☆

ヨザルのブラッド君は、ぽかぽか暖房のおかげで、冬でも元気いっぱい。
高齢とは思えない食欲で、モリモリご飯を食べてくれています☆

一方、オオコノハズクのコノハさんは、これまで同様、開園時間中はほぼ動かず（笑）、のんびり冬を過ごしています。
ちなみに小型フクロウ類は、あまり室温が高すぎても逆に弱ってしまうので、ヨザル側より若干温度を下げて管理しています。

野毛山動物園で一、二を争う古い施設の夜行獣舎。
昨年は真冬にエアコンが故障するという、まさかのトラブルに見舞われましたが、今年はエアコンも新品に更新し、動物も飼育係も、安心して冬を越せそうです☆

ブラッド君、コノハさん、元気に冬を乗り切ろう！

（飼育展示係　伊原）

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