金沢動物園公式サイト

猛暑のころの写真

更新日:2019.08.02猛暑のころ

更新日:2019.08.02

猛暑のころ

今年の梅雨は長く、雨もよく降り、太陽が恋しく感じられましたね。梅雨が明けたと同時にこの湿度と、強烈な暑さ、たまらないですね。

 この時期は花も少ないですが、汗だくになりながら園内を歩いてみました。歩いてみると、意外と清楚な花が多く花の色も白から紫系の花が多かったように感じました。

ha20190802-1.jpg

① ウバユリ (ユリ科) シダの谷

 この時期は山歩きする人も少ないので、円海山地域の谷あいに自生するこのウバユリ。見過ごしている方が多いと思います。花の色も薄緑なので、目立たずに咲いています。花の咲く時期に葉を落とすことから「葉がない」→「歯がない」から乳母由利と名付けられました。

ha20190802-2ヤブミョウガ.jpg

② ヤブミョウガ (ツユクサ科) シダの谷

 やはり円海山地域の谷あいの自生するミヨウガの葉に似た植物ですがショウガ科の植物でなくツユクサ科の植物です。果実は秋にツヤのある青色に熟します。

ha20190802-3ヤブラン.jpg

③ ヤブラン (ユリ科) シダの谷

 やはりこの地域の木陰に生える多年草です。花茎は30~60㌢になります。種子は、径6㍉~7㍉の球形で光沢のある黒色になります。

ha20190802-4タマアジサイ.jpg

④ タマアジサイ (ユキノシタ科) シダの谷

 他のアジサイに比べて真夏に咲きだします。花序〔かじょ〕は初め多数の円形で、白色の苞〔ほう〕、につつまれて玉状になることからこの和名が付きました。

ha20190802-5オミナエシ.jpg

⑤ オミナエシ (オミナエシ科) ののはな館周辺

 ご存知の通り「秋の七草」の 一つです。風に揺れる風情が好きで、ののはな館周辺で育てています。

猛暑とはいえ植物は秋を感じ取っているのかもしれませんね。

ha20190802-6オトコエシ.jpg

⑥ オトコエシ (ナデシコ科) ののはな館周辺

 オミナエシと比較していただくために育てています。若干このオトコエシのほうが花の咲くのが遅いように感じます。女郎花(オミナエシ)と男郎花(オトコエシ)見比べてください。

ha20190802-7アキノタムラソウ.jpg

⑦ アキノタムラソウ (シソ科) おもしろ自然林

 この辺の山道に普通に見られる高さ20~50㌢の多年草。花期は長く7~11月頃まで咲いています。

ha20190802-8ミズカンナ.jpg

 ⑧ ミズカンナ (クズウコン科) みずの谷(遊水池)

  水中に生えカンナのような葉や果実からこの和名が付けられました。草丈が2㍍にもなる宿根草で丈夫でどんどん増えます。

ha20190802-9ガマ.jpg

 ⑨ ガマ (ガマ科) みずの谷(遊水地)

  花穂〔かすい〕の長い毛を集めたものを蒲綿とよび、綿の代用にしたそうです。

花粉は吸湿性に富むので止血剤として用いられたようです。大国主命〔おおくにぬしのみこと〕が皮をむかれた因幡の白兎〔いなばのしろうさぎ〕に、くるまるように教えたガマの穂とはこの花粉のことのようです。

ha20190802-10金沢市街地を臨む売店前より.jpg

  ⑩売店前より金沢市街地を臨む

  天気は良かったのですが、湿気のためか房総半島は見えませんでした。市街地ははっきり見え八景島のジェットコースターもはっきり見えました。

  

  夏休みに入りお子さんたちが補虫網を持って本園に来られています。セミは今年は少ないような気がしますがどうなんでしょう。暑いのですが汗をかくことは、体のためには良いようです。水筒をお持ちになってお出かけください。

by花咲じじい