Bluff No.18ブラフ18番館

ブラフ18番館は関東大震災後に山手町45番地に建てられたオーストラリアの貿易商バウデン氏の住宅でした。戦後は天主公教横浜地区(現カトリック横浜司教区)の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として平成3(1991)年まで使用されていました。同年に横浜市が部材の寄贈を受け、山手イタリア山庭園内に移築復元し、平成5(1993)年から一般公開しています。震災による倒壊と火災を免れた住宅の一部が、部材として利用されていることが解体時の調査で判明しました。
建物は木造2階建て、1・2階とも中廊下型の平面構成で、白い壁にフランス瓦の屋根、煙突は4つの暖炉を1つにまとめた合理的な造りとなっています。その他、ベイウィンドウ、上げ下げ窓と鎧戸、南側のバルコニーとサンルームなど、洋風住宅の意匠を備えています。外壁は震災の経験を生かし、防災を考慮したモルタル吹き付け仕上げとなっています。
館内は震災復興期(大正末期~昭和初期)の外国人住宅の暮らしを再現し、当時元町で製作されていた横浜家具を修復して展示しています。さらに、平成27(2015)年には2階の展示室を寝室にリニューアルしました。本館につながる付属棟は、貸しスペースとして、ギャラリー・展示会などに利用されています。
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- 2021.03.01 ブラフ18番館 ホール空き状況につきまして【3/1更新】
- 2021.02.27 【重要】ご見学できないお部屋について 山手西洋館
- 2021.02.27 【重要】館内撮影はご遠慮ください。 山手西洋館
- 2021.02.17 ブラフ18番館 ホール空き状況につきまして【2/16更新】
- 2021.02.06 【重要なお知らせ】ツアー等の団体で見学をご希望される皆さまへ 山手西洋館
- 2021.02.06 【重要なお知らせ】1月7日(木)緊急事態宣言の延長に伴う横浜山手西洋館の貸室利用について 山手西洋館
- 2021.02.06 【重要なお知らせ】1月7日(木)緊急事態宣言の再発出に伴う横浜山手西洋館の運営について 山手西洋館
- 2021.02.04 【停止期間再延長】Go To トラベル「地域共通クーポン」の一時利用停止について 山手西洋館
- 2021.01.25 横浜山手西洋館喫茶室 臨時休業のお知らせ 山手西洋館
- 2021.01.24 ブラフ18番館 ホール空き状況につきまして【1/24更新】