Ehrismann Residenceエリスマン邸
エリスマン邸は、生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人格として活躍した、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅でした。大正14(1925)年から15(1926)年にかけて、山手町127番地に建てられました。設計は、「近代建築の父」といわれるチェコ人の建築家アントニン・レーモンドです。
創建当時は木造2階建て、和館付きで建築面積は約81坪。屋根はスレート葺、階上は下見板張り、階下は竪羽目張りの白亜の洋館でした。煙突、バルコニー、屋根窓、上げ下げ窓、鎧戸といった洋風住宅の意匠と、軒の水平線を強調した木造モダニズム的要素を持っています。設計者レーモンドの師匠である世界的建築家F.L.ライトの影響も見られます。
昭和57(1982)年にマンション建築のため解体されましたが、平成2(1990)年、元町公園内の現在地(旧山手居留地81番地)に再現されました。1階には暖炉のある応接室、居間兼食堂、庭を眺めるサンルームなどがあり、簡潔なデザインを再現しています。椅子やテーブルなどの家具は、レーモンドが設計したものです。かつて3つの寝室があった2階は、写真や図面で山手の洋館に関する資料を展示しています。また、昔の厨房部分は、喫茶室として、地下ホールは貸しスペースとして利用されています。
EVENTイベント
一覧を見るINFORMATIONお知らせ
- 2024.09.08 エリスマン邸 ギャラリー・ホール、会議室 空き状況につきまして【R6年9/8更新】
- 2024.09.03 外交官の家 修繕工事による休館のおしらせ 山手西洋館
- 2024.08.23 2025年1月分ギャラリー・ホールの抽選につきまして 山手西洋館
- 2024.08.13 西洋館ウエディングのお知らせ(令和6年9月~11月)【8/14更新】 山手西洋館
- 2024.07.28 エリスマン邸 ギャラリー・ホール、会議室 空き状況につきまして【R6年7/28更新】
- 2024.07.21 2024年12月分ギャラリー・ホールの抽選につきまして 山手西洋館
- 2024.07.20 山手通信150号を発行しました。 山手西洋館
- 2024.07.19 横浜山手西洋館2024年8月~9月「ギャラリー・ホール」催し物情報 山手西洋館
- 2024.07.19 横浜市イギリス館 令和6年8月・9月「ホール・集会室」催し物情報 山手西洋館
- 2024.07.01 7月 山手イタリア山庭園館内特別ガイドのお知らせ 山手西洋館