Ehrismann Residenceエリスマン邸

エリスマン邸は、生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人格として活躍した、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅でした。大正14(1925)年から15(1926)年にかけて、山手町127番地に建てられました。設計は、「近代建築の父」といわれるチェコ人の建築家アントニン・レーモンドです。
創建当時は木造2階建て、和館付きで建築面積は約81坪。屋根はスレート葺、階上は下見板張り、階下は竪羽目張りの白亜の洋館でした。煙突、ベランダ、屋根窓、上げ下げ窓、鎧戸といった洋風住宅の意匠と、軒の水平線を強調した木造モダニズム的要素を持っています。設計者レーモンドの師匠である世界的建築家F.L.ライトの影響も見られます。
昭和57(1982)年にマンション建築のため解体されましたが、平成2(1990)年、元町公園内の現在地(旧山手居留地81番地)に再現されました。1階には暖炉のある応接室、居間兼食堂、庭を眺めるサンルームなどがあり、簡潔なデザインを再現しています。椅子やテーブルなどの家具は、レーモンドが設計したものです。かつて3つの寝室があった2階は、写真や図面で山手の洋館に関する資料を展示しています。また、昔の厨房部分は、喫茶室として、地下ホールは貸しスペースとして利用されています。
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- 2022.06.25 エリスマン邸 ギャラリー・ホール空き状況につきまして【6/25更新】
- 2022.06.19 横浜山手西羊羹について 山手西洋館
- 2022.06.16 エリスマン邸 喫茶室スタッフを募集します 山手西洋館
- 2022.06.12 11月分ギャラリー・ホールの抽選につきまして 山手西洋館
- 2022.06.12 エリスマン邸 ギャラリー・ホール空き状況につきまして【6/12更新】
- 2022.06.03 横浜山手西洋館における新型コロナウイルス感染防止対策について 山手西洋館
- 2022.05.22 横浜市イギリス館 令和4年6・7月ホール・集会室情報【5/22版】 山手西洋館
- 2022.05.20 横浜山手西洋館6~7月「ギャラリー・ホール」催し物情報 山手西洋館
- 2022.05.20 山手通信137号を発行しました。 山手西洋館
- 2022.05.16 山手ローズウィークからのお知らせ(スタンプカード配布終了施設について)【5/16更新】 山手西洋館