よこはま動物園ズーラシア公式サイト

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更新日:2026.08.25

リカオンのイブの死亡について

よこはま動物園で飼育していたリカオン(イブ)に致死的処置を行い死亡しましたので、お知らせします。

  

リカオン「イブ」.jpg

愛称 イブ

性別 オス

年齢 9歳

生年月日 平成28年10月20日

     よこはま動物園生まれ

死亡日  令和8年8月19日

 

経緯

・令和8年6月上旬に右眼瞼に腫瘤を確認し、6月中旬にその腫瘤が急激に増大したため、7月上旬に腫瘤の切除手術をおこないました。患部細胞を検査した結果、悪性腫瘍であることが判明しました。その後、より広範囲の切除による腫瘍の摘出も検討しましたが、手術による個体への負担が大きいことに加え、追加切除を行っても根治が困難であると判断したことから、経過観察としました。

・令和8年8月上旬に切除した部位で腫瘍が再発し、食欲不振が見られたため、X線及び超音波検査をおこないました。その結果、肺全域および肝臓への腫瘍転移を疑う所見が確認されました。その後、採食がみられなくなり全身状態も悪化しました。

  

致死的処置の判断と実施

これまでの状況と今後の見通しをアニマルウェルフェア(動物福祉)の観点から園内関係者で総合的に検討した結果、治療による回復が見込めず、苦痛が増大することは、イブにとって耐えがたい状態であると判断し、横浜市との協議を経て、大変残念ではありますが8月19日に致死的処置をおこないました。

処置後、すみやかに解剖をおこない、肺や心臓、肝臓等にも腫瘍の転移を疑う病変を複数確認しました。詳細は今後組織の検査により調査する予定です。

 

イブは平成281020日、よこはま動物園にて生まれ、当園では自然哺育にて成育した初めてのリカオンでした。幼いころはオス3頭、メス3頭の6頭きょうだいと父親「ゴウ」、母親「シー」との8頭の群れで飼育していました。展示場では壁際をジャンプするなど、リカオンの運動能力の高さがうかがえる活発な個体でした。令和8年1月からは、兄妹のメス「ジュリ」と2頭で主にバックヤードで暮らしていました。

  

このたびは大変悲しいお知らせとなりましたが、ご理解いただきますようお願いいたします。

これまでイブを温かく見守ってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。