
更新日:2025.08.16シシオザルの7月
更新日:2025.08.16
シシオザルの7月
こんにちは、シシオザル担当です。
毎月恒例のシシオザルブログ、今回は7月の様子をご紹介します!
7月に入り、今年も猛暑の日々が始まりました。
シシオザルの生息地であるインド南西部は熱帯モンスーン気候帯にあるため、夏は高温多湿になるのですが、それでも最高気温が34℃を超えることは、まれだそうです。
近年の日本の夏は体温より気温が高くなることも珍しくないため、いくら熱帯原産のシシオザルといえども厳しい暑さになっていると考えられます。
幸い展示場はこの時期、日中を通じて日陰になるため、若くて体力があるマロン一家には水遊び用のトロ船を設置しつつ、外で頑張ってもらっています。
(水遊びするマナ)
(日陰で座るマロン)
一方、高齢個体であるシロウは若干体力の衰えが見え始めているのと、寝室で涼んでいる様子がよく見られるため、同居しているボナー、ホタルと共に冷房をつけた寝室とサブ運動場で過ごしてもらっています。
(寝室で涼むシロウ)
とはいえ、シロウは展示場に出てお客様にアピールをするのが好きなので、少し涼しくなってきた15時前後からマロン一家と展示を入れ替えて、気分転換してもらっています。
(お気に入りの丸太に座るシロウ)
高齢のシロウとボナーは少しずつ衰えが目立ち始めているので、なるべく無理のないように飼育しつつ、他の個体と一緒に厳しい夏を乗り越えてもらおうと思います。
以上、7月のシシオザルの様子でした。
来月もお楽しみに!
(シシオザル担当 岡﨑)