
更新日:2025.06.07ウマの歯医者さん
更新日:2025.06.07
ウマの歯医者さん
みなさまこんにちは、ほのぼの広場担当です。
今日はほのぼの広場にいるポニー「カリン」の、歯の治療の様子をご紹介します。
ニンジンと砂浴びが好きなカリンですが、ときどき歯が伸びすぎてしまうことがあります。歯が伸びすぎると餌が食べにくくなってしまうので、そんな時はウマの歯を治療できる外部の獣医を呼んで、歯を削ってもらいます。
歯を削ってもらう前に、まずは園の獣医にレントゲン撮影と内診を行ってもらいました。
レントゲン撮影の様子です。左の獣医が構えているのがレントゲンの機械です。重いので、撮影の間持ち上げ続けるのが大変そうでした。
内診の様子です。
診断の結果、やはり歯が少し伸びてきていることが分かりました。さっそくウマの歯を治療してくれる獣医に来てもらいます。
手前にいるのが、カリンの歯を治療してくれる獣医です。
カリンが落ち着いて治療を受けられるように、まずは鎮静剤を注射します。
鎮静剤が効いてきたら、開口器(口を開けさせておくための道具)を装着して、ドリルとやすりで伸びている歯を削っていきます。
歯医者が苦手な私、固唾を呑んで見守りました。
大体削り終わったら、最後に噛み合わせを確認しながら仕上げをしていきます。
まだ少しぼんやりしている様子のカリン。よくがんばったね。
後日、カリンの好きなニンジンをあげてみると、治療後の歯でしっかりと噛んで食べていました。
カリンはポニーとしては高齢になってきていますが、これからも健康な歯で、大好きなニンジンや牧草をたくさん食べてほしいです。
カリン、長生きしてね~。
ほのぼの広場担当 たなか