ひとりだち

ハリー（左）、コハル（右）

7月31日の朝、コアラのコハル（母）をメスグループに移動させ、ハリー（息子）と別々に暮らし始めました。

小さく生まれたハリーでしたが、1歳３ヵ月を過ぎ、体重もコハルと同じくらいになりました。オスのこどもは早いと1歳4ヵ月で繁殖した例もあるようなので、親子で暮らせるギリギリまで一緒に過ごしました。

コハル（左）と　ひなぎく（右）

前からコハル、たんぽぽ、ひなぎく

コハルは、金沢に来る前の動物園ではメスのグループで暮らしていました。ぼたん、たんぽぽ、ひなぎくのグループに入ると、ひなぎくの近くでユーカリを食べたり、ぼたんの近くで休憩したり、たんぽぽの横で眠ったりと、他の個体と上手に交わっています。

ハリーは1頭で過ごす事にまだ慣れないようで、夜間の床おりは以前より多いです。

父親のチャーリーとお互い見つめ合っていることもあります。

ハリーの目線

チャーリーの目線

今月からナイト金沢が始まりました。（8月の土、日、祝日）

コアラは通常夕方から動いたり、採食し始めますが、夜間ライトがついてお客様が観覧されていると、いつもの動きができなくなってしまうため、17:30で閉館させていただいております。そのため、17:30以降はオセアニア休憩所で「ハリーの成長記」と題して、ハリーが出袋したときから　ひとり立ちするまでをまとめた10分ほどの動画を上映しています。出袋してしばらくの間、裏の個室で飼育されていた時の映像も含まれております。ナイト時間中だけの特別上映となっておりますので、ナイト金沢にお越しいただいた際には、ぜひご覧ください。（コアラ担当　かそ）

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