野生のオオツノヒツジに会いに！食べ物編

グレーシャーリリーのじゅうたんの上に、ついにオオツノヒツジが登場しました。

グレーシャーリリーは小さな黄色い花をつけ、名前の通り、グレーシャー国立公園を代表する花です。オオツノヒツジは、このかわいい花を食べに来たようです。

夏が短いこの山で、栄養価の高い花は、大切な食料になっています。葉っぱよりも、花を狙って食べているのはそのためです。

口から黄色い花がはみ出していますね。この他にも、クマが好んで食べるというベアグラスという白い花があります。

これは、葉の部分をシロイワヤギ、花の部分をオオツノヒツジが食べます。ちょうどパクっとペアグラスの花をくわえた場面が写真に納まりました。

左の個体が何やらくわえているのがわかりますか？ベアグラスのつぼみです。
彼らはシロイワヤギ同様、人のハイキングコースまで出てきて、人を気にする様子もなく下草を食べています。
短い夏にしっかり食べて、厳しい冬に備えています。

はんざわ

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