野生のオオツノヒツジに会いに！痕跡編

グレーシャー国立公園滞在の最終日になってしまいましたが、いまだにオオツノヒツジには出会えていません...。それでも担当動物の生息地を見る、というのは良いもので、ここにいた、という痕跡を見ることができます。
　まずは足跡。

そして、岩に張り付いた毛。

金沢動物園のオオツノヒツジたちも、換毛の季節には体がかゆくなるのでしょう、岩に体を擦りつけている様子を頻繁に見ることができます。パルも一生懸命に擦っています。

　なるほど、野生のオオツノヒツジはこんな形でこんな質の岩で体を擦るんだな、と。なんでも参考になります。そして、オオツノヒツジ本体と同じくらい、私が現地で見たかったのが、オオツノヒツジがどんな植物を食べているのか、ということ。

食痕と言いますが、こんな食べ跡が、多くの植物で見られました。いちいち写真に収め、大学の植物専門の先生にも見てもらいました。日本で同じ植物を与えることは難しいですが、なるべく野生の食べ物に近付けるために、役立てられれば、と思っています。

はんざわ

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