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更新日:2022.08.17ブログ de トラベル ~ アメリカ南西部⑥ ~

更新日:2022.08.17

ブログ de トラベル ~ アメリカ南西部⑥ ~

このブログを書いているうちに、改めてとても有意義で楽しい出張だったことを思い出し、また行きたいなとちょっとブルーになっている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

ある意味、この時の出張のメインイベントであった、カリフォルニア州オハイにあるTurtle Conservancy(通称TC)の保護センターを訪れたときのお話です。

 

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オハイの廃業したオレンジ・アボガド畑跡地に作られたTCの保護センター。あちこちにオレンジやアボガドがなっていました。32種類の希少リクガメ・水生ガメの保護繁殖プログラムを実行しています。冷蔵庫、キッチン完備の宿泊施設もあり、長期間のインターンシップにも対応していました。

 

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それぞれの種に合わせて飼育施設を用意しています。やや乾燥した地域のリクガメは、日向の多い広いスペースの放飼場で飼育されていました。

 

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野毛山動物園でも飼育しているワシントン条約附属書Ⅰのホウシャガメ。テニスコート4面分くらいの広さの放飼場で草を食べたりしながらのんびり過ごしていました。

 

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同じようなに明るい放飼場で飼育されていたワシントン条約附属書Ⅰのビルマホシガメ。ちょうど産卵のための穴を掘っていました。

 

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熱帯雨林に生息しているリクガメは大きな木が生えて日陰が多いエリアで飼育されていました。

 

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野毛山動物園でも飼育しているワシントン条約附属書Ⅱのビルマムツアシガメがいました。またリクガメだけでなく、アジアの森林性ヤマガメ、ハコガメ、水生ガメなども大きな木のエリアを細かく区切ったり、トロ舟を埋めたりして飼育されていました。

 

TCの保護センター編はまだまだ続きます。

 

飼育展示係 桐生