ファントムの移動当日+αの写真

更新日:2018.11.15ファントムの移動当日+α


更新日:2018.11.15

ファントムの移動当日+α

前回ご案内した通り、今回は移動当日の様子を中心にご紹介しましょう('◇')ゞ

IMG_9180.jpg朝一の、パントム達です。この数十分後には、お別れになることを知ってか、知らずか?

いつもの様にウロウロとしていました・・・(*_*)

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パンプと分けられた後、ファントムは輸送箱が取り付けられている寝室に移動です。

IMG_9186.jpg 左側に輸送箱が設置されています。

IMG_9188.jpgIMG_9191.jpgこれまでの訓練のおかげか、既に箱前で扉が開くのを待っているかのようなファントム。

引き戸を開けて、ファントムが箱内に入ったらお別れです・・・

いつもの様に引き戸を開けると、いつもの様に箱内に吸収されるように入っていくファントム。。。

全身が入ったのを確認して、扉を閉めました。この間、数十秒たらず・・・

初めての経験に、箱内で少しバタつきましたが、じきに収まりました。a2fcea88179f55841ad83683b9dc956f6082db16.jpg箱内では、直ぐに方向転換をしたようで、尾が矢印の所に確認できます。

この後、箱の落とし扉を閉め、施錠したら完了です。

固定していた道具を外します。DSC00115.jpgDSC00122.jpg

ハンドリフトを準備し、獣舎の外に移動します('ω')ノ

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獣舎の外に移動できたら、後は輸送業者さんがユニックを用いて、ファントムが入っている輸送箱をトラックの荷台に持ち上げます。DSC00133.jpgDSC00136.jpgDSC00141.jpg

しっかりと固定されていきます。  ふと輸送箱内を見ると、ファントムがこちらを見ていました・・・((+_+))

つい話しかけてしまいました。「元気でね」と。。。。DSC00144mo.jpg

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移動当日の天気予報では、雨に向かって走ることになるため、雨除けのシートも掛けました。DSC00150mo.jpg

多くの方々に書いていただいたメッセージと、頂いたお餞別も輸送業者さんにお願いして、運んでもらうことに!IMG_9196.jpg

これらは、助手席に積んでもらいました('◇')ゞ1596e35875f7a9d34f80474e94492904d636c0d7.jpg

そして作業開始から1時間ちょっと。予定通り、9:30前には生まれ育ったズーラシアを旅立ち、一路西に向かったのでした・・・

1541665273512.jpg途中のサービスエリアでの様子。落ち着いているようですね、ファントム!!

そして、神戸からフェリーに乗って、宮崎に移動しました。1541665271279mo.jpg1541665268418.jpg

これまでで、最も遠くへ旅立ったファントム。

一日も早く、新しい施設、新しい担当者に慣れ、元気に、そして暫くはのんびりと過ごしてもらいたいものです。

残されたパンプは、いつもの様に餌の時には飛び込んできて、採餌をしていましたが・・・IMG_9198.jpg

朝からよく鳴くようになっていました。

それは仕方がないことで、今までず~~っと一緒だったファントムが居なくなり、急に1頭になったのですから・・・(*_*)

この日の朝、サブ運動場のプール(パントム達のトイレ)は、2頭分の排便がされていました。

しかし、この様なプールも見納めです・・・DSC_0434.jpg

次の朝は、当然1頭分だけになりましたからね・・・DSC_0437.jpg

そして日にちが進み、8日に初めてパンプ1頭で展示場に出しました。

いつも通り駆け出て行ったのですが、続いて出て来ていたファントムは出てきません。

居ないんですから・・・・・・・

でもパンプは、ファントムを待つかのように、獣舎寄りで過ごすことが多かったのです。IMG_9266.jpg

ファントムの形跡を探すかのように、地面の匂いを嗅いで歩き回る様子も見られました・・・((+_+))IMG_9263.jpg

ちょっと寂し気なパンプ。IMG_9280.jpg

獣舎寄りの、電柵シャッター前でも1頭です・・・DSC_0440.jpg

ダマイが出園して、残されたミンピはもっと寂しそうに鳴き続けていて、その時は声が枯れるほどでした。

パンプも、私が想像していたより寂しそうです。ミンピの時のように、悲壮感溢れる鳴き方ではありませんが、これまで殆ど鳴かなかったパンプですが、頻繁に鳴くようになっています。

国内のスマトラトラは、僅か16頭しか飼育されていません。

パントム達のお姉さんも他園に移動して、ズーラシアの飼育スペースが空いたので彼らが生まれてきたのです。

飼育する動物園も限られていて、新規に飼ってくれる動物園を探しています。そんな中、宮崎市フェニックス自然動物園さんが手を挙げてくれたため、今回の移動が実現できたのです('◇')ゞ

移動したファントムも含め、時間が解決する場合が殆どですので、気を散らすように遊具を与えたりして、私は残されたパンプをフォローしたいと思います('ω')ノ

飼育展示係

石和田 研二