よこはま動物園ズーラシア公式サイト

ズーラシアスクール第4回「ホッキョクグマのSOS」の写真

更新日:2018.12.31ズーラシアスクール第4回「ホッキョクグマのSOS」

更新日:2018.12.31

ズーラシアスクール第4回「ホッキョクグマのSOS」

みなさんこんにちは。
12月15日、今年度のズーラシアスクールも4回目を迎えました。
この日の主役はホッキョクグマ!
zs0.jpg
白くて大きくて力強くて...!ズーラシアでも1、2位を争う人気動物です。
今回は、ホッキョクグマとホッキョクグマを取り巻く環境についてお勉強していきます。

まず最初に、ホッキョクグマとはどんな動物なのかを知るために、実際にホッキョクグマを見学に行きました。
zs1.jpg
この日、展示場にいたのはオスのジャンブイです。
ジャンブイが魚を食べる様子を観察し、
zs2.jpg
担当者からホッキョクグマについて詳しい話を聞きました。

お部屋に戻ってくると、ホッキョクグマの毛皮が!!
zs3.jpg
スクール生はみんな興味津々!
「これは本物なの?」「本当に毛は透明なのかな?」「皮膚は黒いのかな?」
先ほど、ホッキョクグマの展示場で聞いた話を確かめるべく、じっくり見て触っていました。

次の時間は紙芝居です。
タイトルは「ホッキョクグマのズズとララ」
ズズとララは双子の兄妹。
zs4.jpg
このお話では、北極はどんなところなのか、野生のホッキョクグマの親子はどんな一年を送るのか、など、ホッキョクグマの生活ぶりを知ることができます。

zs5.jpg
お母さんの愛情をたっぷり受けて、一人前に成長したズズとララは独り立ちします。

そして、10年後...
ララも双子の赤ちゃんのお母さんになりました。
しかし、辺りは薄い氷ばかりで獲物となるアザラシが捕れません。
おなかをすかせたホッキョクグマたち...何日も何日も食べものを求めて歩き続けます。
とうとう悲しい出来事が起こってしまいました。
zs6.jpg
「私が子どものころは、おなかいっぱいにアザラシが食べられたのに...」ララは悲しみます。
一方、ズズがおいしそうな匂いに釣られて出ていったところは人間の住む町で...

どうやら近年、北極周辺では環境の異変が起きているようです。
その原因は、
zs7.jpg
「地球温暖化」が起こっているために、氷が溶け、ホッキョクグマは獲物とするアザラシを捕ることがとても難しくなりました。
海の中では、泳ぎの得意なアザラシには敵いません。
ホッキョクグマがアザラシを捕るには、海一面の分厚い氷が必要なのです。
実際に、おなかいっぱいにごはんを食べられなくなったたくさんのホッキョクグマが命を落としています。

ここからは、地球温暖化について詳しく学んでいきます。
zs8.jpg
昔と今の地球は何が変わってしまったのでしょうか?

zs8-2.jpg
このまま地球温暖化が進むと、どんなことが起こるのでしょうか?

では、どうしたら地球温暖化を防ぐことができるのでしょうか?
そこで、出てきたのがこんなボード。
zs9.jpg
ホッキョクグマとホッキョクグマが離れ離れです。
あ!あんなところにおいしそうなアザラシ!!
しかし、このままでは狩りに行けません。

前回の授業の最後に、氷を模した紙を配り、宿題として「地球温暖化を防ぐために私たちができること」を考えて書いてきてもらっていました。
それを一人一人発表してもらい、前に貼りに来てもらうと..
zs11.jpg

完成したのがこちら!
zs12.jpg
スクール生30人の力で、海の上に仲間と出会うための道(氷の足場)、狩りのための道ができました!!

zs-1.jpg

zs-2.jpg

zs3.jpg
「誰もいない部屋の電気は消す」
「使わない電化製品のコンセントは抜く」
「ゴミをできる限り減らす」
「無駄なものは買わない」
「買い物はマイバックを使う」
「車より、電車やバスを使う」
「近所なら歩く」
「緑を育てる」
「水を出しっぱなしにしない」
・・・などなど、たくさん調べて考えてきてくれていました!

スクール生が大人になる頃、地球はどうなっているでしょうか。
今からでもできることはたくさんあること、そして、一つ一つは些細な取り組みでも、みんなでやれば大きな力になることを知ることができました。
zs13.jpg
今よりも多くのホッキョクグマが安心して暮らせるような地球にするために、みなさんもぜひ今日から実行してみてください。
みんなでホッキョクグマを守りましょう!!

次回のズーラシアスクールは第5回「アフリカの動物たち サイのさいなん!?」です。
お楽しみに!

ズーラシアスクール担当 永井