ゴールデンターキン
- 学 名
- Budorcas taxicolor bedfordi
- 英 名
- Golden Takin
- 概 要
- ターキンには4亜種*が知られていますが、そのうちの中国陝西省に産する亜種で、全身が金白色をしています。標高2、000~3、000mの急峻な山地の森林に小群で棲んでおり、木の葉、草などを食べます。群は家族単位で1頭の雄が複数の雌を率い、外敵等から群を守ります。体には特定の分泌線はありませんが、強い臭いのする油状の物質を分泌します。中国ではジャイアントパンダと並んで、国家第一級の保護動物に指定されています。他の亜種はインド、ミャンマー(ビルマ)、ブータン、中国の山岳地帯などに分布します。
*:アッサム・ブータン・ステョワン・ゴールデン
- 体 長
- 150~200cm
- 体 重
- 200~300kg
- 分 布
- 中国の秦嶺山脈(陝西省南部・甘粛省東南部)
- 目 / 科
- 鯨偶蹄目 / ウシ科
- 希少種(レッドリスト)
- 絶滅危惧種>絶滅危惧II類(VU)
- ワシントン条約
- 附属書II