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更新日:2014.05.20

園内のむし

だんだんと気温が高くなり、動物園内にすんでいる生き物たちも活発になってきました。
その一つがこれ。


センチコガネといい、フンコロガシの仲間です。

エサは動物のうんち。夕方、動物の糞を掃除していると結構見つかります。
センチコガネなど動物の糞を食べるものを「糞虫(フンチュウ)」と言います。
的確だけど、かわいそうな名前だと思うのは僕だけでしょうか。

そんな糞虫は自然の中で、大切な役割をはたしています。
糞虫が糞を食べたり、地中に埋めたり、地表から糞を素早くかたづけることで、
衛生環境が保たれ、ハエなどの害虫や病気を防ぎます。
そして、彼らが片づけた糞は土に還り、また植物の栄養として利用され、豊かな森が育つのです。
自然は実に興味深いです。

昨年秋に捕まえたセンチコガネを飼育していますが、冬を越え、もう7か月以上生きています。
いったいどのくらい生きるのでしょうか。
 ちなみに、エサは草食動物用の固形飼料を水でふやかしてあげています。
糞でなくても大丈夫なようです。
皆さんも飼育してみてはいかがでしょうか。

(先崎)